F-TEC Fire Proof Technology Co.,LTD 株式会社エフテック 耐火・防火・不燃材料の専門企業 火災から人命と財産を守ります。

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特徴・開発背景 Rothane ロタン

防火・耐火・不燃 耐火性と断熱性という相反する性能を併せもつ加工容易性の高い画期的な素材です。

特徴

1 優れた耐火・防火性能 火災の際に溶融することなく、「炭化発泡」し優れた耐火性能を発揮します。

2 ウレタン並みの断熱性・加工容易性 優れた耐火性能と、ウレタン並みの断熱性と加工容易性を併せ持ちます。

「ロタン」が断熱材として現在大量に使用されているウレタン素材と異なる点は、「ウレタンの特長である断熱・遮音能力を保持しながらも、ウレタンの欠点である燃えてしまうという点を克服したこと」、即ち「断熱・遮音能力と耐火能力を併せ持った素材であること」です。

ロタンの特徴

開発背景

火災対策のため、建築・土木分野などにて不燃(耐火・防火・防炎)材及び不燃断熱材の需要が増大する一方で、発がん性という健康への影響から、従来使用されていた不燃材のアスベストやロックウール・グラスウールなどの使用禁止、使用制限処置が世界的に加速されてきています。

このような背景下で、建築・土木材料などの分野でアスベストやロックウール・グラスウールに代わる耐火材・不燃材及びそのシステムの需要が増大するとともに、輸送機械分野、プラント分野などにおける需要も増大していくことが予想されています。 また、断熱性・遮音性・加工性・コスト性に優れたウレタン素材は、その最大の欠点である「燃えてしまう」という点を克服しきれていません。

記憶に新しい事例として、長崎造船所で建造中のクイーンエリザベス号の火災、韓国での冷蔵倉庫で数十名の人命を奪った火災などがあり、これらはウレタン断熱材に溶接の火花や電気スパークが引火したことが原因といわれています。

このような中で当社は、耐火性と断熱性・遮音性を併せもつウレタンをベースにしたノンハロゲン素材(素材名「ロタン」)の開発に成功し、ロタンのさらなる研究開発・製造・販売とその専用注入・吹付装置の開発・製造を通じて、「火災から人命と財産を守ること」という基本理念のもと、社会に貢献することを図っています。

Rothane H0(ロタン エイチゼロ/無発泡)の燃焼実験

本試験は20分耐火性能の確認を目的とし、グラスファイバーを積層したRothane-H0(厚み約3mm、硬度FRP相当)を用いて、トーチバーナーの炎の外炎部(約1300°C)を試験体に約20分間あて、その性能評価を行いました。

試験開始時

写真1:試験開始時

燃焼開始20分後

写真2:燃焼開始20分後

燃焼開始20分後表面

写真3:燃焼開始20分後表面

本試験においてRothane H-0 は、約20分間1300℃の火炎を当て続けても、裏面に発炎・溶融・亀裂・貫通等は全くみられませんでした。また、20分間の燃焼後、表面の炭化発泡層を除去し、経過観察を行ったところ、肉痩なく試験体が残存していました。(写真3)

燃焼試験

吐出試験

不燃性について

現在使用 されているウレタンは安価で断熱性・遮音性に優れているという長所がある半面、石油(ナフサ)が原料であるゆえに、燃えるという宿命的短所も併せ持っています。この燃えるという短所を克服する為、従来から水酸化アルミニウムや黒鉛をウレタンに混入する技術が採用されてきていたが、水酸化アルミニウムはすぐに固化してしまう、黒鉛は火によって飛び散ってしまうというという欠点があり、これ等の技術的ハードルが一連の耐火偽装事件の一因でもありました。

新素材 ロタンは以上のような短所と欠点を克服した、耐火性と断熱性・遮音性を同時に併せ持ち、しかもウレタン並みの加工・施工の容易性も保持している新素材です。一般的に、不燃有機断熱材と称するものは、「自己消火性」という性質のものです。「自己消火性」とは、燃え広がることなしに、延焼を最小限に食い止めるという性質です。「ロタン」は従来の有機系断熱材とは異なります。